恋を今更自覚する | 今日が一番若い

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誰かの目に入るほどでもないことをぽつぽつと
誰かの目に入るほどでもないことをぽつぽつと

恋を今更自覚する

すごく好きなブランドがあります
とっても可愛くて、独自のデザイン生地から作ってとても個性的ででもパッキリとした色味が可愛くて
国内に実店舗は3店しかないお店
ブランドや店員さんのインスタなんてほぼフォローもしない私が唯一フォローしてるくらい大好きだったの

現場で着ていくお洋服を探していた時に、「あまり推しとかそういうのは分からないけど、でも私もオレンジが好きだから」ってすごく親身になってくれた店員さんがいて、その方のおかげでブランドもお洋服も大好きになりました
二度目の訪問は数ヶ月空いたんだけどそれでもあの日のことを覚えてくださってて!
本当に優しくて元気で可愛らしい方だった……

その店員さんが辞めてしまってからもブランド自体は好きだしと懇意にしていたのだけど、以降大阪の店舗でも東京の店舗でも早くしてくれじゃないけど、なんだか少し悲しくなる対応が多くて、切なくなってしまった

と思った時に、私はここのお店自体も好きだったけど、その好きにはあの店員さんも大きく関わっていたんだなあとしみじみかつ今更思い知らされました
ブランドと、あの店員さん、ふたつに知らずのうちに恋に落ちて、そして失恋をした気分

接客業なんて最低限の対応をしてくれれば、と令和的思考は私もなくはないけどね、だから神店員さんと今の店員さん、どちらも正解なんだとは思う
でも私はあのキラキラして可愛かったブランドの看板が、少し明かりを落としてしまったような気がして、とてつもなく寂しく感じてしまったのです

ブランドのことは好きだけど、もうしばらくは買わないかなあ…
またいつか心から好きになれる時がきますように

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